わたなべまさし  ブータン 徒然日記

青年海外協力隊として、ブータンで活動しています!! 日々の活動やブータンでの暮らしを発信しています。

途上国の洗礼を受ける その2 ~任地への移動~

time 2016/08/07

途上国の洗礼を受ける その2 ~任地への移動~
1か月弱の研修が終わり、8月8日に揃って任地へ旅立つ予定が、諸般の事情があり、私だけ1日旅立ちが早まり、
8月7日(日)の朝8時頃、首都のティンプーから任地のチュメ(Bhumtang県)に向けて出発しました。
dsc_0037-2
1日早い出発は、みんなに見送ってもらえたから少しラッキーだったのかなあ・・・
首都を少し外れて山道に差し掛かると、舗装路がほとんどなくなり、ダートになります。
日本の道路でたとえると、普通車でも走れる林道です。
dsc_0050
dsc_0071
 ↑ ワンデュボダン ゾン
 途中のワンデュボダンという街まではよかったのですが、そこから先の道が本番でした。
ワンデュボダンを出てしばらくすると、道が一面水溜りになっていました。
dsc_0082
前方で車がお見合いしています。片方は軽自動車なので、スタックしているのかとおもいきや、どちらが譲るかでケンカしており、しばらく待つ羽目に。
彼らをやり過ごした直後に、小規模な土砂崩れで道が塞がっています。
dsc_0087
しかし、そこは手慣れたブータン人、ドライバーが集まり、大きな岩や石を崖に落として、なんとか通れるスペースを確保。

でも、ハンドルさばきを間違えれば、崖から落ちてしまいますけどね(^_^.)
そこもやりすごし、しばらく20~30分進むと、再び土砂崩れで先に進めません。しかも、かなり大規模な土砂崩れ。
dsc_0099

しかも、自分達の車が先頭だったので、少しタイミングがずれていたら、巻き込まれていたかもしれません。
さっきのケンカで多少待たされたのがよかったのかもしれないなあ。
そんなことを考えながら、土砂崩れの撤去を待ちます。
どうやら雨季の時期は、10キロ置きくらいに土砂崩れを撤去する重機が待機しているとのこと。
何時間か待てば次第にそれらが取り除かれて、1台が通行できるスペースが確保された時点で、通行止めが解除されます。
今回は1時間半程度待ったので、ちょうどお昼どきになっていました。
dsc_0109 dsc_0110
すぐにローカルレストランがあったので、昼食をとり、先に進もうとすると、他のドライバーから情報が。
この先も、ロードブロックあるよ!! (こちらでは、土砂くずれや道路の工事で通行止めになっていることをロードブロックと読んでいます。)
案の定、少し進むとたくさんの車が列をなしています。
少しでも先に進みたい私のドライバーは、止まっている車を横目に少しずつ進みます。まあ、いわゆる横入りですね。
そこでも、結局1時間くらい待たされました。
dsc_0112 dsc_0116-2
その後、悪路を進むと再びロードブロック4回目\(◎o◎)/!
しかも、重機でひととおり取り除いたけれど、上から小石が常にコロコロ転がってきます。
小石が少なくなったのをみはらかって、急発進で突っ込みます。

 こんな土砂崩れが日常茶飯事なため、ただでさえ悪路なのに、尋常じゃないくらい悪路になります。
日本には、たとえることのできる道路(林道)はおそらく存在しません。
果たして、これを国道と呼んでいいものだろうか。
とにもかくにも脳みそが壊れるんじゃないかと思うほど、前後上下左右、あらゆる方向に身体がジャンプします。
ちなみに自動車はトヨタのハイラックスです。ハイラックスレベルで悪路だと感じるこの悪路。
たまに軽自動車をみかけるんですが、怖い者知らずなのか、止まってしまったらみんなで押すのかはわかりません。
すごいテクニックだと思います。
しかも、標高が4000メートル近くの峠を越えたりするので、ハイラックスでも2速で登れず1速で走ったりするくらいです。
 dsc_0129 dsc_0131
おそるべしブータン。
そんなこんなでも、通常ならば7~8時間で行ける区間を、今回は13時間かかりました。
運転していないのにヘロヘロです。酔い止めを飲み忘れましたが、休憩が多かったせい?か 大丈夫でした。
ちなみに、ブータンは自然を守ることを優先するため、まっすぐな道路を建設したり、トンネルを掘ったりしません。
(今回も3つの峠を越える旅路でしたが、トンネルはありませんでした。)
そんなこんなで任地に到着したのが21時過ぎ。
そんなの時間まで、同僚となる先生たちが校長先生のお宅で待っていてくださいました。
みなさんとあいさつをしましたが、人数が人数だけに誰が誰だか覚えられず(^_^;) (写真すら撮る余裕もありませんでした)
遅い夕食を頂いた後、雨が降る中、新居へ荷物を運びこみます。
荷物は道中の雨でびしょ濡れ。濡れたダンボールは悪路で形を崩し、箱の形を残していませんでした。
もちろん、荷物の上からブルーシートはかぶせてはいましたが、荷台に落ちた水分を吸ってしまったんでしょうね。
案の定、服や本も濡れてしまっていてかなり凹みました。
校長先生から 「今日はウチに泊まってください」 という有難いご提案をお断りし、荷物を開梱して乾かしながら、深夜1時頃には力つき、とりあえず就寝したのでありました。

プロフィール

わたなべ まさし

わたなべ まさし

わたなべまさし 本名 渡邊雅信 2016年7月5日より、青年海外協力隊員としてブータンで活動中。 1977年生まれ  会社経営 たまに役者 [詳細]

2017年10月
« 7月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031